悪魔って……

映画『死霊館のシスター』を見た。

死霊館のシスター(字幕版)

死霊館のシスター(字幕版)

 

 ホラーだね。驚かす系のホラーでなくて、心理的な恐怖を煽る内容だった。しかし、悪魔とかあまり意識しない人間なので、そこまでは怖くない。

そもそも悪魔って、誰が考え付いたのだろうか?恐怖心を煽って、信じさせるという手法だったのか?それで、自分も考えられるという人がいっぱいいて、様々なヴァージョンが考えられたのだろうか?う~ん、悪魔か。現代で、ホラー映画が無くならずに、一定量供給される状態は何を指すのか?やっぱり、宗教の影響が強いということなのか?

よくある絶叫系ホラーではないので、少しは見れる感はあるが、やはりホラーは何か違うな……。WOWOWで見たのだが、夏は夏で真夏のホラー特集。冬は冬で真冬のラー特集って、年がら年中ホラーってあるんだね……。好きな人は好きなのだろう。

ギャングに倫理観はあるのか?

映画『ゴッド・ファーザーPart.1』を見た。

 

名作中の名作。しかし、初めて見た。評判道理の素晴らしい内容だった。圧倒的で重厚なストーリーは見ている人の度肝を抜くと表現してもいい過ぎないと思う。

ここで気になったのは、ギャングの倫理観。ヤクを売るとかいう話になって、未来ある子どもたちには売らないようにしている。という件があった。人に何食わぬ顔をして平気で暴力を振るう存在なのに、未来ある他人の子どもたちのことを気にしているというのは、違和感がありまくるのだが……。大体、ヤクに手を出し始めるのは若い学生が主だと思う。こういう倫理観は映画だけなのだろう。しかし、黒人どもにはヤクを売って何が悪いという内容となっており、やっぱり時代を感じるなとも思うところだった。

歴史叙事詩と表現しているものもあり、たしかに面白い。ゴッド・ファーザーが代替わりして終わった。Part.2ではどのような展開が待っているのか?楽しみで仕方がない。有名な音楽も良かったし!!

北欧ミステリの凄さを感じる

映画『特捜部Q カルテ番号64』を見た。

 

 北欧ミステリの凄さを感じる作品。本は読んだのだが、映画版は一味違う。

優性政策はどこにでもあった。人が優性か劣性かを誰が決めるのか?結局は、権力を確固たるものにするための生贄でしかない。外交問題で民衆の目を外に向かわせるということだけでなく、民衆内にも差別的な考え方を植え付けようとするものだ。まぁ、そういうことを反省して、今後は作らないという考えが広まっていることは良いことだろう。

このミステリは、様々な思惑が絡まり合い、最後の最後まで楽しむことができた。一癖も二癖もある登場人物は魅力的だった。アクションシーンはほぼないが、こういう質の高い映画はアクションシーンがなくてもかなり楽しむことができた。

近年は、北欧ミステリに注目が集まっている。世界規模で評価される作家がいるというのは羨ましい限りだ。日本の作家もこれ程に評価される人が誕生してほしい。これからも北欧ミステリは注目しておいて損はないと思う。

復讐は必要?

映画『ウルフ・オブ・リベンジ』を見た。

復讐に燃える男のヴァイオレンス映画だった。結局は、復讐をしないと終わらないから必要なのかもしれない。復讐はさらに新たな復讐を呼び負の連鎖に陥るというが、復讐をしなかったら、どんどん相手側は限度を知らずに、様々な嫌がらせをするだろう。この映画は現実的なのかもしれない。まぁ、こんな世の中は嫌だと思う人が多いかもしれないが、これが現実を表している?う~ん、何か悲しくなってしまう。

まぁ、ヴァイオレンスが強烈な映画なので、好き嫌いが分かれるかもしれない。

正義はあるのか?

映画『バックトレース』を見た。

バックトレース [Blu-ray]

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 シルベスター・スタローンが出演しているアクション映画。えらく銃弾を撃ちまくるアクション映画となっている。

シルベスター・スタローンの映画なのに、シルベスター・スタローンも悪人の1人だった。誰も善人がいない、悪人同士の殺し合い……。こういう映画が好きな人もいるかもしれない。最後の感動的なミュージックの中で、展開される反吐が出るほどの悪人たちの友情シーン。こんなの見て、感動する人がいるのだろうか?息子が殺されたと訴えても、銀行強盗して計画班と実行犯の仲間割れが原因。理解不能な展開だった。まぁ、悪人同士も友情が存在するという美談もありえるという可能性を追求した結果なのだろうか?まぁ、理解できないものを理解しようとしなくても良いかもしれない。

シルベスター・スタローンの存在感を実感はできるが、このストーリーはいただけない。期待した分、がっかりする作品だった。

マンチェスター・ユナイテッドはどうするの?

プレミアリーグ第2節のウォルヴァーハンプトン 1-1 マンチェスター・ユナイテッドの試合を見た。

カウンターが主体のチーム同士の戦い。こういう場合はどうするのか?個人的には、格上と呼ばれるチームがボールを保持して、攻撃を仕掛けるという意見だ。今回の試合だったら、マンチェスター・ユナイテッドがボールをポゼッションして攻撃をする。でも、この試合はカウンターをお互いに狙い続けるというもの。ゴールシーンは迫力があるが、その他の時間は見るべきものがなかった。ハイライト映像で十分な内容だった。

マンチェスター・ユナイテッドは格下がカウンターを狙う戦術にするのはわかっている。この時にどうするのか?やっぱり、頑なにカウンターを狙い続けるのか?良い選手がいるので、ワンツーから抜け出すとかシンプルなものから、高度な連携から得点機を伺うとかを見せてほしい。カウンター狙いだったら、勝ち点を得る機会が多くなるので、それも作戦の内かもしれない。格下相手に今回は勝ち点を取りこぼすということもある。まぁ、観客は展開されるサッカーを見るだけしかできないか……。

引き分けだったこの試合。もう少しアグレッシブな試合が見たいと思った。

驚きの三重スパイ!!

映画『MILE22』を見た。

 

マイル22(字幕版)

マイル22(字幕版)

 

驚きの三重スパイ!!よく練られている作品で、最後の最後まで楽しめる作品だった。

マイル22という4㎞での出来事がメインだった。その中にこれでもか!!とアクションシーンが詰め込まれていた。やっぱりアクションが売りだけある作品は、見ていて爽快感がある。マンションでの攻防とかありえないぐらい興奮した。基本的には、アメリカの特殊部隊ものかなと思っていたが、登場人物に一癖も二癖もある。主人公は、破天荒なタフガイ。そして、子持ちの女性隊員にその他大勢。この破天荒さが物語を楽しくも見せていた。よくある軍隊式の組織ではないのが好感が持てる。ストーリーはよく練られていて、ラストを見てほしい。よくある映画ではない。このような終わり方も良いかもしれない。

やっぱりアクション映画は面白い。設定こそ意表を突くものだったが、王道のアクション映画。きっと、みんなも楽しめるはずだ!!