【映画】さらば愛しきアウトロー

 

さらば愛しきアウトロー (字幕版)

さらば愛しきアウトロー (字幕版)

  • 発売日: 2020/01/22
  • メディア: Prime Video
 

 映画『さらば愛しきアウトロー』を観た。

ロバート・レッドフォード主演の犯罪ドラマ。実話を基にしている。この作品で、ロバート・レッドフォードは映画界から引退をした。

74歳の老人が銀行強盗を繰り返す。銀行強盗は何回も成功するが、最後に身元がばれて、警察に捕まってしまう。この銀行強盗は、脱獄が16回もあるが、16回目の逮捕の後は、愛する女性の助言もあり、刑期を全うした。しかし、その後も4回も銀行強盗をした。その銀行強盗は笑っていたと警察は証言した。

ロバート・レッドフォードの引退の花道に用意された作品。題名も関係しているのだろう。70歳を過ぎて、主役を張るとかハリウッドスターの魂を感じる素晴らしい作品だった。まぁ、アクションは少なめで、実話を基にしたとあったが、被害を受けた銀行が、銀行強盗は紳士だったと表現されるためだったのだろう。ロバート・レッドフォードの嵌まり役がこの年齢でもあったということ。渋いな~。女性とのロマンスも絡んできて、まだ若さもある。惜しむべき俳優が引退した。

ロバート・レッドフォードの引退は関係なく、映画自体とても面白いと思った。意外に捕まらないものなんだなと。1980年ころを再現していたからかも。今の時代では、ハイテクなセキュリティも捜査もハイテク化して、なかなか人物が特定できないということはないだろう。時代は変わったね。銀行強盗とか昔はある種のヒーローだったのに。今や銀行には現金を置いている量が少ないと言われているし。まぁ、銀行強盗が良いというのではない。時代が変わったとしみじみと感じる作品だった。