【映画】サブウェイ123 激突

 

サブウェイ123 激突 (字幕版)

サブウェイ123 激突 (字幕版)

  • 発売日: 2013/11/26
  • メディア: Prime Video
 

 映画『サブウェイ123 激突』を観た。

デンゼル・ワシントン主演。デンゼル・ワシントンが地下鉄の指令室でのオペレーターを演じる。列車が占拠され、乗客が人質となる。犯人は身代金1000万ドルを要求し、払わない場合は人質を殺すと脅してくる。ニューヨーク市長は身代金を払うと約束したが、裏には事件が起こった時の金相場の高騰を狙った陰謀もあった。

このようなことが起こる可能性があるのか?あまりにも成功確率が低い犯罪のような気がする。地下鉄という地下で逃げ場が極端に少ないシチュエーションは疑問が残る。こういうことが起こったらどうなる?というのを楽しむのが映画。しかし、人質があっさりと殺害されるシーンとか、警察が間抜け者と表現しているところに、アメリカの不思議さを感じた。露骨に警察とかヒーローに描き切る場合があるから。でも、1000万ドルをすぐに用意したニューヨーク市長はテロに屈しないという前提を全く感じさせなかった。一癖も二癖もある映画だったのだろう。ラストも驚愕。詳しく書かないが、この終わり方で良かったのか?スッキリとしない終わり方は賛否両論だろう。

しかし、映画は作品だから。様々な意見を誘発する内容となっており、素晴らしいと断言できるだろう。単純にドッカンドッカンする映画もいいが、こういう映画もたまには良い!!