【映画】ディ・アフター・トゥモロー2020
映画『ディ・アフター・トゥモロー2020』を観た。
寒波に襲われて、生き残るために奮闘するという内容。有名な『ディ・アフター・トゥモロー』とは関係ない。題名だけ。
う~ん、これはかなり厳しい作品。オリジナリティもないが、大部分CGで作っているのだが、そのCGの完成度の低さに絶句してしまう。映画好きが観ると、コメディ映画としか考えられないだろう。ありえない!!
【映画】THE INFORMER/三秒間の死角
映画『THE INFORMER/三秒間の死角』を観た。
ギャング内で、FBIに情報を売る情報屋がいた。FBIの捜査に協力中に、NYPD(ニューヨーク市警)の潜入捜査官が殺されてしまう。情報屋は刑務所にいくことになり、FBIに切って捨てられてしまい、生存の為に窮地に陥る。
FBIに捨てられてからの生存への強い意志をひしひしと感じた。最後には生き残るのだが、観ていてハラハラした。梯子を外す振る舞いに、それはないだろうとか思ってしまった。この手の映画では、良く作り込まれたストーリーだと思うし、アクションもかなり良い。理不尽さを感じてしまうのを除きたら、快適に観れる作品だと思う。
【映画】パワーゲーム
映画『パワーゲーム』を観た。
社長に産業スパイを依頼される。拒否をしたが、会社の金を飲みに使い込んだことがばれて、引き受けないと法で裁かれると脅される。スパイ先で、情報を盗んでいたが、それ自体が罠だった。絶体絶命のピンチだった主人公は、スパイ元の社長とスパイ先の社長を罠にはめて、自分は罪には問われることがなかった。最後には、利用していた女性との縁も戻って、ハッピーエンドで終わった。
良くわからないが、産業スパイを命令されて、断れなかった理由が、会社の開発費を自分たちメンバーの飲み会に使ったことが原因。たしかに、産業スパイをしている最中に、メンバーの命を消されたりしたが、産業スパイをする原因は、主人公に原因があるとしか思えないのだが……。いつの間にか、主人公が悲劇のヒーローみたいになっているのを首を傾げながら、どうなっているのだろうか?と頭を悩ます原因となっている。う~ん、何か見落としとかあったのだろうか?主人公が災いを引き寄せたとしか思えない。このスパイ元とスパイ先の社長は権力者であって、腹黒いところがあるのだろう。それはそれでダメかもしれないが、主人公の産業スパイはどうなるの?FBIに協力したらから不起訴になったとあったが、どうも腑に落ちない。主人公も悪くない?そうとしか感じられなかった。
産業スパイというか、結局は情報は外に漏れるものなのだろう。日本とか根回しの文化だから、情報は多くの人間で共有して、責任の所在をわからなくする。そういう状況で、情報が守られるわけない。アメリカは厳しそう。まぁ、わからないが……。
この映画をどう考えるべきか?ストーリーに微妙なものを感じたので、あまり高い評価ではない。色々とアイデア満載の最先端技術には満足できるが。でも、やっぱり映画はストーリーだよね。イマイチな作品だった。
【映画】狼の死刑宣告
映画『狼の死刑宣告』を観た。
子ども2人の4人家族で幸せに暮らしていた。しかし、ギャングが自己顕示の為に、息子の1人が殺されてしまう。父親(ケヴィン・ベーコン)は、ギャングの1人に復讐をする。ギャング側もさらに報復。奥さんが殺されてしまい、もう一人の息子も意識不明。父親はギャングのアジトに乗り込み、ギャング全員に復讐をする。
ケヴィン・ベーコン主演のアクション映画であるが、ストーリーはそう目新しいものではない。普通の保険会社の社員が銃を簡単にマスターできるのか?という基本的な疑問があるが、アクションも悪くなく、王道的な映画として楽しむことが出来た。
復讐は是か非か?しかし、やり返さないとやられっぱなしになる。難しい問題だよね。泣き寝入りしたら、ちょっかいを掛けられないのか?選択肢があるようでない。
まぁ、難しいこと考えずに、王道映画だから、単純にストーリーに沿って、楽しめばいいだけの映画だった。
【映画】スティング
映画『スティング』を観た。
ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードが出演している作品。1973年制作。ポール・ニューマンとロバート・レッドフォードがペテン師となって、銀行家からお金を騙し取る内容。
この時代には、まだ世の中がガバガバだから、色々なアイデアが出てきていたのだろう。この時代に生きていた人は、現代みたいに緻密な状況ではないので、やりたい放題だったようなイメージになる。良い時代だったのだろうな。今の時代は、様々な意見がインターネット上に溢れかえっており、本当にオリジナルな発想というものがないように思えてきて、イマジネーションを感じる作品は少ない。科学的な齟齬がないように、考えようとしすぎているのかもしれない。
ロバート・レッドフォード特集の1つとして、WOWOWでほうそうされたものだが、昔のスターというものは、何か目に見えないオーラみたいなものがある。今の芸能人は、世間とそんなに違わないよというアピールばかりで、スターという存在がいなくなってしまっているかのようだ。まぁ、日本の芸能人の話だが……。
古いが面白い。昔の映画も再評価しよう。こういう考えが、新しい作品を正当に評価するのを妨げるのかも……。
【映画】コンドル
映画『コンドル』を観た。
ロバート・レッドフォード主演のアクション映画。CIAの支局員であるロバート・レッドフォードが支局で1人生き残り、真相を解明する。
古い作品だが、最後まで楽しんでみることが出来た。最後は陰謀ものの終わり方で、単純な善悪が対立するというものではなくて、誰が味方?とか、複雑な要素が盛り込まれている。陰謀も中東でオイルマネー絡みと時代を感じさせた。しかし、ロバート・レッドフォードが途中で拉致した女性とロマンスが成立するという展開は、アリなのだろうか?拳銃で脅されて、ロバート・レッドフォードに恋をする。さすがに無理があるのではないのか?と思ってしまう。たしかに、ロバート・レッドフォードはかっこいいかもしれないが、やっぱり無理だろう。昔の映画だから、そこはご愛敬というところかも。
CGがない時代の映画は感慨深いものがある。ダイレクトに俳優の演技が直接の評価に繋がるからだ。スターもたくさん誕生するのもわかる。今であったら、過剰な演技かもしれないが、映画はこうでなくては!!最近、古い映画も範疇に入ってきているので、今放映されているWOWOWのロバート・レッドフォード特集に期待をしている。