【映画】エンド・オブ・カリフォルニア
映画『エンド・オブ・カリフォルニア』を観た。
カリフォルニアで大地震の発生を予知する。大地震を阻止するために、爆弾を爆発させて、地震を阻止した。
アメリカ人は地震に関して、このような考え方もありだと思っているのだろうか?地震を予知する。これ自体が無理だろう。そして、地震が来るのを科学の力で阻止する……。ありえないだろう。アメリカ人の感覚を理解できない。地震大国の日本に住んでいるから、地震が来たら、耐えるだけなのに……。アメリカ人の科学に対する信仰が如実に表れているような気がする。
この映画では、B級映画っぽさがそこら中に散りばめられている。う~ん、アメリカのタフガイの要素も加わって、ラストには家族愛……エンドロールが流れた時には、失笑が漏れてしまう程……。もう少しお金をかけたら、もっとそれらしい映画になると思うのだが……。
地震に打ち勝つ人類という壮大な夢を描いているが、悲しいかな、迫力不足で笑いを誘っている内容となっていた。地震はあんなものではない。日本人が言うから間違いない!!
【映画】アナベル 死霊博物館
映画『アナベル 死霊博物館』を観た。
前作は観ていないので、登場人物の説明が薄い分、いまいち意味が分からずに、感情移入しにくかった。
しかし、このようなクラシカルなホラー映画にまだ需要があるとは思わなかった。ホラー要素のギミックは、大声であるとか、物音であるとか、色の変化であるとか……このように、古典的ホラーをわかりやすく表現している。それもホラー要素のギミックの量が少なくて、その間は、何も起こらない。観ていて、暇だなぁ~と思ってしまうぐらい。しかし、ラストに誰かに捧げる映画であると字幕が出たので、あえて、クラシカルなホラーをせいさくしたのかもしれない。でも、このご時世、この程度のホラーで満足する人がいるとは思えない。残念だった。
ホラー映画。この手の映画は、一定期間が過ぎると量産される向がある。ギミックも新しい要素があるわけではないので、観客は「待ってました!!」という予定調和を楽しんでいるだけなのかもしれない。個人的に、この手のホラーは飽きてしまった。もっと、新しいアイデアで勝負してほしい。
【映画】造られた殺人
韓国産のスリラー映画。記者が殺人事件を誤報する。真実は何か?真実がどんどん遠ざかっていく。報道では、真実かどうかは視聴者が決めると。現代社会の報道の在り方に1つ疑義を呈した作品だった。
報道というのは、何が正しくて何が間違っているのか?永遠のテーマかもしれない。報道の自由は認められるべきだろう。しかし、その結果で、誤報などで、叩かれることになったとしても、それも背負っていかないといけない。何を報じても自由、その結果も報じた側に責任があるということをわかるべきだ。この映画では、曖昧にしたままで、真実なんて、どうでもいいみたいになっていた。韓国の報道機関はこういう姿勢なのかもしれない。結局は視聴率。日本も似たようなものかもしれない。
設定がコメディ要素があるので、笑えるかな?とも思っていたが、その奇抜な設定でストーリーがまじめに展開されている。陳腐なものにもなっていないし、これも1つの形なのかもしれない。韓国映画は宜に乗っているので、アイデアが色々と湧き出てくるのだろう。日本映画も頑張ってほしいところだ。
韓国産映画は面白い。ユニークさが売り。ハリウッドぽさもあるが、韓国らしさが出ている。おすすめの映画です。
【映画】ヴァルハラ 神々の戦い
デンマーク産のファンタジー映画。神々の戦いの中に人間の少女が参加する。その少女は何と光の子という驚き!!神々の戦いに勝利して、ハッピーエンドを迎える。
この映画は、ファンタジー映画にしては雰囲気が暗すぎる。神々と言ったら、神々しい雰囲気で他を圧倒するのが普通のイメージ……人間臭い神々に何も憧れを抱かない。光の子という設定の主人公の少女もなぜこの子が光の子なのか?理由がわからない……。説明不足が多すぎる。アクションも迫力がなくて、残念なことが多すぎる。トール神も迫力があるかというと、何か『マイティ―・ソー』の迫力を考えると、しょぼく感じた。ハッピーエンドだが、何か釈然といかないと色々と不満が残る内容だった。
デンマークでは、神々も人間と同じというイメージが定着しているのか?地味な感じで、見せ場が少ない映画だった。
【映画】ファイブ・ウォーリアーズ
映画『ファイブ・ウォーリアーズ』を観た。
南アフリカ産のアクション映画。シリアスなシーンがずっと続くので、人によっては、眠たくなってしまうかも……。
南アフリカの先住民たちが住む南アフリカのマルセイユという都市。幼い5人が友情を誓い合う。事件があり、1人が町を出ていくことになる。大人になって、戻ってみると、マルセイユの町はギャングにいいようにされていた。幼い5人もバラバラに。町を取り戻すために、新たに友情を結んだ5人組で、ギャングに立ち向かったが、生き残ったのは、1人だけになってしまった。
外国人の顔の識別不足で、誰が誰だかわからなくなり、難しい映画だなとか思ってはいたが、大筋は捉えることができただろう。先住民の生活は、元々が理不尽に埋め尽くされている上に、マフィアに牛耳られるとか、災難続きとなっている。ハッピーエンドで終わってほしいと願っていたが、終わり方もシリアスになっている。感動というものはないが、どうしようもない運命みたいなものが言葉では言い表せない感情を生み出した。この映画をどう楽しむか?難しいところだ。
南アフリカ産の映画は、最近よく見る機会が多い。シリアスな映画が多いイメージだが、もっと陽気なアフリカンというのはないのだろうか?シリアスすぎて、何か1本でお腹いっぱいになるイメージ。でも、良作は多い!!
【映画】狙撃兵
映画『狙撃兵』を観た。
イスラム国との戦いで、一般市民の女性と子供までを射殺したスナイパー。それを苦悩して、兵士をやめて、アルコール中毒になった。悪者のボスがいて、娘が交通事故に、娘の復讐の為に、このスナイパーに仕事を依頼する。悪者のボスは、スナイパーの過去をばらすと脅しながら。スナイパーは仕事に失敗して、仲良くしていた女性の子どもが悪者のボスにさらわれたのをきっかけに、娘を救出に向かう。
色々な要素が詰め込まれているが、なぜスナイパーが一般市民を射殺したのか?それが理解できない。それからは人生が転落する一方。良く理解ができないのは、説明不足が原因かもしれない。色々な要素が含まれて入るが、1時間半ぐらいの短い映画だったので。このスナイパーが善であるということが理解できないし……。
何かスッキリしない内容となっているが、アクションは良かった。モヤモヤ感が残る……。
【映画】アメリカン・プリズナー
賛否両論、様々な意見が噴出する内容だった。R15指定になっているのも理解できる。
この作品は、ストーリーがあまり好ましいと思うことはなかった。では、その他に称賛できる点はどこだろうか?アクションも一方的過ぎて、良かったとは言えない。う~ん、やはり内容がメインなので、ディテールを詰めているとは言い難い。暇だったわけではないが、映画は娯楽であるということで、観客を楽しませるエンターテイメント性に欠けている。
不満点をダラダラ書き綴っても仕方がない。良かった点は、ストーリーはお気に入りではないが、テンポが良かった点が挙げられるだろう。次はこうなるのか!!という連続で、前述だが、暇をする内容ではなかった。その点は良かったと思う。
お気に入りの1つにはならなかったが、テーマがテーマなので、面白いと感じる人もいるだろう。