【映画】ザ・メキシカン
映画『ザ・メキシカン』を観た。
ザ・メキシカンとは、色々と逸話がある拳銃につけられた名前。その拳銃を巡って、様々な出来事が起こる。
ブラッド・ピット主演で、2枚目の役柄ではなくて、ちょっと抜けたダメ男を演じている。それが嵌まり役だった。カッコいい役者がカッコいい役をしても、当たり前であり、そんなに印象的には残らないだろう。この映画では、ダメ男を演じているブラッド・ピットが輝いて見える。演技論とかわからないのだが、それだけブラッド・ピットの演技力が高いのだろう。見た目がかっこいいだけではないのを認識した。
ストーリーもコメディ要素ありで、最後まで飽きることなく観ることが出来た。たしかに、バリバリのアクションを堪能するのもいいが、ライトな映画も最近は面白く感じる。メキシコはまだまだ不確定要素が多いイメージなので、舞台設定も完璧だったのだろう。
ブラッド・ピットの新しい一面を感じることができる稀有な映画。十分に堪能することが出来た。