【映画】ブラックアンドブルー
映画『ブラックアンドブルー』を観た。
ハリケーン後に荒廃した街の中で、正義がなされななくなった。黒人街の貧困も激しく、犯罪が多発していた。ウエストは、そんな中で正義を実行するために、孤軍奮闘する。
面白かった。しかし、アクションにジャンル分けされるほどには、ウエスト(ナオミ・ハリス)のアクションシーンがなかった。設定では、陸軍でアフガニスタンに従軍したとなっていたが、体つきも元軍人っぽさがなく、アクションシーンも少なめ……。もっと、動ける俳優さんはいなかったのだろうか?ストーリーは面白い。最後まで、どうなるの?という興味が続き、ラストも満足がいく内容だった。
ここまで腐敗するのは、何が悪い?政治家がちゃんとしないのが悪いのだろう。政治家は口ばかり。どの国でも変わらないのかもしれない。ハリケーン後の街の復興とか、当たり前のことが出来ない。
正義を求める戦い。熱い感じの終わり方で、冷笑をして、観た人もいるかもしれない。しかし、映画の中だけでも理想的な内容となっているほうが良い。胸熱な内容にとても満足できた。
【映画】サブウェイ123 激突
映画『サブウェイ123 激突』を観た。
デンゼル・ワシントン主演。デンゼル・ワシントンが地下鉄の指令室でのオペレーターを演じる。列車が占拠され、乗客が人質となる。犯人は身代金1000万ドルを要求し、払わない場合は人質を殺すと脅してくる。ニューヨーク市長は身代金を払うと約束したが、裏には事件が起こった時の金相場の高騰を狙った陰謀もあった。
このようなことが起こる可能性があるのか?あまりにも成功確率が低い犯罪のような気がする。地下鉄という地下で逃げ場が極端に少ないシチュエーションは疑問が残る。こういうことが起こったらどうなる?というのを楽しむのが映画。しかし、人質があっさりと殺害されるシーンとか、警察が間抜け者と表現しているところに、アメリカの不思議さを感じた。露骨に警察とかヒーローに描き切る場合があるから。でも、1000万ドルをすぐに用意したニューヨーク市長はテロに屈しないという前提を全く感じさせなかった。一癖も二癖もある映画だったのだろう。ラストも驚愕。詳しく書かないが、この終わり方で良かったのか?スッキリとしない終わり方は賛否両論だろう。
しかし、映画は作品だから。様々な意見を誘発する内容となっており、素晴らしいと断言できるだろう。単純にドッカンドッカンする映画もいいが、こういう映画もたまには良い!!
【映画】11ミリオンジョブ
映画『11ミリオン・ジョブ』を観た。
ドウェイン・ジョンソン出演の実話を基にした映画。警備員として働いていたが、友人と会社の金を盗むことに。紆余曲折あり、金を盗むことに成功したが、悪人たちがその金を狙い始めた。警察に捕まったが、命は助かることになり、盗まれた1100万ドルは見つからないままになっている。
映画を観たら、こんな警備で2500万ドルを守っているとかありえない。これで会社の責任とかはないのだろうか?杜撰すぎる。警備員が協力して盗みを働くというのは想定外だったのだろうか?しかし、あの警備態勢でお金を守れとはかなり難しいのではないのか?最後は本人のインタビューがあり、お金は消えてなくなったとあったが、警察にずっとマークされているだろうから、お金を使ったらすぐにバレる。ということ何のために盗み出したかわからないな。まぁ、時代が可能にした犯罪なのだろう。現代の肺セキュリティーでは不可能に近い。そういう意味で、色々とあった時代だったということのだろうな。
ドウェイン・ジョンソンが出演したが、主役ではなかった。存在感はすごいあったが、何か物足らなくもあった。もっと前面に出てくる映画だと思ったいたが、少しがっかり。ドウェイン・ジョンソンは脇役は似合わない。やっぱり主役ではないといけない。
【映画】ドクター・エクソシスト
映画『ドクター・エクソシスト』を観た。
他人の心の中に入れるエクソシスト。治療と称して、除霊を行う。しかし、特殊能力を持ったがために悪魔に狙われてしまう。マギーという悪魔に。マギーを退治するために憑依した少年の心の中に入って、除霊を試みた。
現代社会は、古代から続く、除霊とかの呪術が無意味なものであると民衆に理解させることから始まったといわれる。この手の映画がアメリカでコンスタントに制作されるのは何を意味しているのか?科学信奉のみでは疲れてきて、超自然的なものが望まれている結果なのだろうか?
映画は、かなりあっさりとしている。時間も短いからね。もっと盛り上がる要素があるような気がするが、何か物足らなさもある。CGで恐怖心を煽る不気味なクリーチャーとか要点は押さえてはいる。ストーリーがもっとあったら良かったのかもしれない。
【映画】囚われた国家
映画『囚われた国家』を観た。
この映画は、アメリカがエイリアンに侵攻されて、エイリアンに降伏することから始まる。エイリアンがアメリカを支配下に置き、アメリカ人を奴隷のように管理した。エイリアンに絶対服従のアメリカ政府とそれに反対する反政府組織がある。反政府組織はテロを遂行して、エイリアンからの圧政に対抗する。
アメリカという大国が服従するというのは、エイリアンぐらいしかないのかもしれない。それで、エイリアンに服従する政府に対抗するのは反政府組織のテロ行為。現実の社会におけるアメリカの政策での反政府組織の在り方を再現したのだろうか?もし、これが現実に起こると何という皮肉的な結果になってしまうのだろうか。この映画をアメリカが作ったというのもある意味で、嘲笑を持って迎えられるような気もするが…。
色々と現実と対比させるのはやめて、この映画はラストが素晴らしい。アッと驚く結末が待っている。ここまで、考えられた映画はなかなかお目に掛かれない。途中までは、上記の通り、冷笑を持って、アメリカが作るのか?という内容となっているが、後半が素晴らしい。もう少し、穿った目をしないで、純粋に映画を楽しんだらよかったと思えるぐらいだ。
たしかに、何か違和感が残る映画ではあったが、面白いのには間違いない。終わりよければ全てよし。それを実感する内容だった。
【映画】ザ・イースト
映画『ザ・イースト』を観た。
スパイ映画。ある企業が水質汚染をしていた。それに義憤を覚える非政府組織が企業の襲撃を企てていた。そういう組織を監視する組織は女性をその組織に潜入させる。企業は襲撃されるが、その事はニュースにならなかった。潜入した女性が非政府組織に洗脳され、スパイ元を襲撃する計画が立案される。女性は非政府組織の人間とは縁を切るが、女性自身が新しい計画を立てて、汚染を広げる企業を攻撃していった。
やっぱり、目には目を出はいけないとは思う。でも、国が汚染をする企業が是正するために、何かしらの行動に移すことが少ないのが問題なのだろう。難しい問題だ。企業はあの手この手を使って、批判を封じ込めようとする。それがあまりにも狡猾なのだろう。義憤を覚える人間が出ても不思議ではない。どうすればいいのか?デモでも起こして、ニュースの賑やかしの一部になれと言うのか?やっぱり、難しい問題だ。個人的には、正義が勝つ世界がいいが、世の中そんなにクリーンでもないことも事実。こういうテーマの映画はあまり好きではないかもしれない。やっぱり、映画の世界の中だけでは、正義は必ず勝つという風になって欲しい。
スパイものの良作。色々と考えさせられる内容だけに価値があるのかもしれない。
【映画】エイリアン:ダーク・プロジェクト
映画『エイリアン:ダーク・プロジェクト』を観た。
わかりにくい映画だった。結局は、エイリアンの何かに感染した少女が、宇宙船に送られる。その意識を保つために、人間の感情を糧として、人間を拉致している。最後は、人間たちを解放して終わるが、エイリアンの大軍が地球にやってくる。
面白いかと言われれば、面白くなかった。何のため?ということが曖昧過ぎて……。もっと、わかりやすい目的がないと観ていて、つらすぎる。エイリアンなので、恐怖心を煽るような映像にもなっていない。
分かりにくいから、つまらない。SFの知識があまりないからかもしれない。う~ん、ちょっと残念な映画だった。