【映画】囚われた国家

 

囚われた国家(字幕版)

囚われた国家(字幕版)

  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: Prime Video
 

 映画『囚われた国家』を観た。

この映画は、アメリカがエイリアンに侵攻されて、エイリアンに降伏することから始まる。エイリアンがアメリカを支配下に置き、アメリカ人を奴隷のように管理した。エイリアンに絶対服従アメリカ政府とそれに反対する反政府組織がある。反政府組織はテロを遂行して、エイリアンからの圧政に対抗する。

アメリカという大国が服従するというのは、エイリアンぐらいしかないのかもしれない。それで、エイリアンに服従する政府に対抗するのは反政府組織のテロ行為。現実の社会におけるアメリカの政策での反政府組織の在り方を再現したのだろうか?もし、これが現実に起こると何という皮肉的な結果になってしまうのだろうか。この映画をアメリカが作ったというのもある意味で、嘲笑を持って迎えられるような気もするが…。

色々と現実と対比させるのはやめて、この映画はラストが素晴らしい。アッと驚く結末が待っている。ここまで、考えられた映画はなかなかお目に掛かれない。途中までは、上記の通り、冷笑を持って、アメリカが作るのか?という内容となっているが、後半が素晴らしい。もう少し、穿った目をしないで、純粋に映画を楽しんだらよかったと思えるぐらいだ。

たしかに、何か違和感が残る映画ではあったが、面白いのには間違いない。終わりよければ全てよし。それを実感する内容だった。