自由を求めて!!

映画『バルト・キングダム』を見た。

 

バルト・キングダム(字幕版)
 

 自由を求める姿勢が、胸に突き刺さる。交易の利益よりも自由を求める!!この考え方を持っている人間がどれくらいいるのだろうか?

日本は経済一色になっている。大企業が儲けているだけなのに、景気がよくなったと国民全体が勘違いしていないか?デフレが駄目だと散々と今の政権から聞かされているが、インフレに振れてきて、何か良いことがあったのだろうか?給与は大企業だけが増えていく一方で、大部分の国民は全くと恩恵を受けていない。大企業のおこぼれを貰う大部分の国民という構図はこのままで良いのだろうか?そして、大部分の国民は低所得に加えて、増税で苦しみ、普通と考えられる幸せを叶えようとして、ローンでがんじがらめになり、ただ惰性で生きていくという人生になってしまう。日本が経済規模を維持していくためだけに、自由を犠牲にしてよいのだろうか?大きな経済規模になったからと言っても、ほとんどの人は欲しいものもなくて、ただ単純に貯蓄しただけだったのでは?今ある幸せを維持していくためだけなら、経済規模がもう少し小さくても問題ないような気がする。中国に負けたくない?そんなことで張り合って何になるのだろうか?基本的に軍事力がない日本は、到底トップになれるわけがないのに!!増税間近の日本の行く末はどのようになるのか?

映画にはあまり関係ないことを長々と述べたが、映画自体はよくある中世ものだった。自由の指輪の話が感動的だったが、ラストがあまりにも短くて、もっともクローズアップされてほしい場面が少なすぎた。かなりいい話なのに……。ちょっと残念だったが、知らなかったことを知ることができたので、ラッキーだったのだろう。